【11月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)大陸間プレーオフは11日、ニュージーランドのウェリントンで行われ、ニュージーランドとペルーは0-0で引き分けた。

 ペルーは、ニュージーランドの断固とした守備を崩すことができず、36年ぶりの本大会出場の夢が危機にさらされている。勝者が本大会へ進める今プレーオフの初戦でペルーはニュージーランドを圧倒したものの、切望するアウェーゴールを手にすることができなかった。

 世界ランク10位につけるペルーは同122位のニュージーランドより上手だったが、主将のストライカー、パオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)が欠場する中で詰めが甘かった。ゲレーロは薬物検査の「異常な結果」により、現在出場停止処分を科されている。

 疲れることのない守備の働きをみせたニュージーランドには時折つきも味方したが、試合が進むにつれて自信を増し、15日に敵地リマで行われる第2戦をイーブンの状況で迎えることになった。

 ペルーはこれまで4度の本大会出場を誇るが、1982年を最後に出場がない。最高成績は1970年大会の準々決勝進出となっている。一方のニュージーランドは1982年と2010年の2大会に出場している。(c)AFP