【11月3日 AFP】2016年リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルで金メダルに輝いたウェイド・バンニーキルク(Wayde van Niekerk、南アフリカ)が2日、米国で受けた右膝の手術が成功したと発表した。

 第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics)の同種目でも金メダルを獲得したバンニーキルクは、「手術は無事成功した。すでにリハビリがスタートし、これからハードワークを積んでいく」と自身のツイッター(Twitter)につづった。

 バンニーキルクは先月、母国ケープタウンで行われた南アフリカ対ニュージーランドのラグビーのテストマッチで前座試合に出場し、膝を負傷。米コロラド(Colorado)州のベール(Vail)で手術を受けた25歳は、今後カタールと南アフリカでもリハビリを行うという。

 また、バンニーキルクは9か月にわたり競技から離れることが予想されているため、100、200、400メートルの3種目に出場を予定していた豪ゴールドコースト(Gold Coast)で行われるコモンウェルスゲームズ(2018 Commonwealth Games、英連邦競技大会)参加は絶望的となっている。(c)AFP