【9月19日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は18日、ワールドグループ・プレーオフが各地で行われ、日本は3勝1敗でブラジルに勝利し、同グループ残留を決めた。

 ホームの大阪にブラジルを迎え入れた日本は、第4試合に登場した世界ランキング42位の杉田祐一(Yuichi Sugita)が6-3、6-2、6-3でチアゴ・モンテイロ(Thiago Monteiro)を下し、自身29歳の誕生日をワールドグループ残留という形で祝った。

 週末に雨が降った影響により、この日に持ち越された直前のダブルスでは、初日のシングルスで連敗したブラジルのマルセロ・メロ(Marcelo Melo)/ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares)組が7-6(7-2)、6-4、6-2でマクラクラン勉(Ben McLachlan)/内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)組を圧倒し、土壇場で踏みとどまっていた。

 しかし日本は、7月のアンタルヤ・オープン(Antalya Open 2017)を制し、松岡修造(Shuzo Matsuoka)氏と錦織圭(Kei Nishikori)に次ぐ日本人男子3人目のツアー優勝を果たした杉田が、初日に続いてシングルス2連勝を飾り、ブラジルによる逆襲の可能性をつぶした。

 また、最終第5試合に予定されていた添田豪(Go Soeda)とギリェルメ・クレザル(Guilherme Clezar)の一戦は、両チームの合意の下でデッドラバーとなっている。(c)AFP