【8月22日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がアフガニスタンへの数千人規模の増派を承認したことを受け、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)は22日、同国が米国にとっての新たな「墓場」になると警告した。

 タリバンのザビウラ・ムジャヒド(Zabiullah Mujahid)報道官は声明を発表し、「米国がアフガニスタンから撤退しなければ、アフガニスタンはすぐにでも21世紀における超大国の新たな墓場となるだろう」と述べた。

 ムジャヒド氏はまた、米国は戦争の継続ではなく撤退戦略を検討するべきだと指摘し、「我々の土地に米兵が1人でも駐留し、戦いを仕掛け続ける限り、我々は士気を鼓舞し、ジハード(聖戦)を継続する」と強調した。

 トランプ氏は21日、アフガニスタンに関する新戦略について演説を行い、駐留米軍を性急に撤収させればイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」などのテロ組織がつけ込む「空白」が生まれると警告。増派に道を開き、米史上最長の戦争を早急に終わらせるという公約を事実上撤回した。

 トランプ氏は駐留米軍の具体的な規模を公表することを拒んだが、ホワイトハウス(White House)の複数の高官によると、既にジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官に最大3900人の増派権限を付与している。(c)AFP