【7月30日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するトロ・ロッソ(Toro Rosso)のダニール・クビアト(Daniil Kvyat)が、29日に行われた今季第11戦のハンガリーGP(Hungarian Grand Prix 2017)予選で、ウィリアムズ(Williams)の新人ランス・ストロール(Lance Stroll)の走行を妨害して罰則を科された。これにより、クビアトは決勝で3グリッド降格の処分を受けるとともに、スーパーライセンスに対するペナルティーも1ポイント加算された。

 クビアトのペナルティーポイントは、この12か月で10ポイントにまで増え、あと2ポイントで1レース出場停止の処分が科される。

 クビアトは13番手で予選を終えている。

 予選Q1のタイムアタック中に、ストロールはターン11でクビアトに前をふさがれ、大きく回り込まざるを得なかった。クビアトもストロールの存在に気づいた後は避けようとしていたが、スチュワードは、妨害を避けるための努力が十分ではなかったと判断した。

 クビアトは、「判断を受け入れざるを得ない。残念ながら、チームとの情報伝達にミスがあった。後ろから誰か来ているという情報がチームから入らなかった」と話した。(c)AFP