【7月30日 AFP】第17回世界水泳選手権(17th FINA World Championships)は29日、競泳女子800メートル自由形決勝が行われ、米国のケイティ・レデッキー(Katie Ledecky)が世界選手権で通算14個目の金メダルを獲得した。

 20歳のレデッキーは8分12秒68を記録し、アジア新記録を出した中国の李乗傑(Bingjie Li)を2秒78差で抑えて優勝した。4秒54差の3位に米国のリア・スミス(Leah Smith)が入った。

 この結果、レデッキーは5個の金メダルを獲得して今大会を終えることになった。レデッキーは400メートル、800メートル、1500メートルの自由形、4×100メートルと4×200メートルの自由形リレーで優勝し、200メートル自由形では銀メダルを獲得した。通算の金メダル数は、3大会で女子最多の14個にまで伸びている。

 レデッキーは、「最高の気分。このレベルの大会で国を代表できるのはいつだって誇らしい。全力を出して、ベストを尽くす姿勢はいつも変わらない」と話した。

 イタリアのフェデリカ・ペレグリニ(Federica Pellegrini)に敗れた26日の200メートル自由形決勝は、レデッキーにとって、世界選手権決勝での唯一の敗戦となっている。(c)AFP