【7月29日 AFP】第17回世界水泳選手権(17th FINA World Championships)は28日、競泳男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、ロシアのアントン・チュプコフ(Anton Chupkov)が大会新記録の2分6秒96をたたき出して金メダルを獲得した。

 小関也朱篤(Yasuhiro Koseki)が0秒33差で銀メダルに輝き、渡辺一平(Ippei Watanabe)が0秒51差で銅メダルを手にした。

 昨年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得したものの、これがメジャー大会での初タイトルとなった20歳のチュプコフは、「日本人選手たちは強敵だが友人でもある。全力を出した」とコメント。

「リオでは銅メダルで、きょうは世界王者になった。だから、とてもうれしい。秘策はじっと身を潜めてフィニッシュに備えること。その戦略でコーチと一緒に練習してきたんだ」 (c)AFP