【7月28日 AFP】カナダ人歌手のジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)さん(23)が26日夜、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)近郊で車を運転中、カメラマンに接触する事故を起こしていたことが分かった。

 ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の警察当局は27日、AFPの取材に、ビーバーさんの運転する車が現地時間26日午後9時24分(日本時間27日午後1時24分)ごろ、歩行者の男性に接触した。男性は病院に運ばれたが、命に別条はない。

 ビーバーさんは警察に協力的で、聴取を終えて現場を離れたという。出頭命令も現場では出なかった。

 ビーバーさんは今週、来日公演も予定されていた世界ツアー「パーパス(Purpose)」の残りの全日程を「不測の事態」を理由に突如中止している。

 ビーバーさんは過去にもフロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で公道レースをしたり、隣人宅に卵を投げつけたりするなど、たびたび警察沙汰となってはタブロイド誌をにぎわせてきた。だが、ヒット曲「ソーリー(Sorry)」を収録したアルバム「パーパス」が2015年末に発売され大成功を収めて以降は、歌手活動が再び軌道に乗っていた。(c)AFP