【7月2日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2017)は1日、第15節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は14トライを奪われ、ゴールデン・ライオンズ(Golden Lions、南アフリカ)に7-94の大敗を喫した。

 87点差は今季最多の得点差で、通算でも史上2番目の大差となった。

 ライオンズは前半6分のロス・クロンジェ(Ross Cronje)を皮切りにトライを重ね、終了間際にはルアン・コンブリンク(Ruan Combrinck)がハットトリックを達成した。35-0で前半を折り返したライオンズは後半もテンポを上げ、1分間平均で1点以上となる得点を積み重ねている。

 今年2月にサンウルブズを相手に83-17の勝利を飾ったハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)の今季最多得点差を更新したライオンズは、1試合での最多トライ記録でクルセイダーズ(Crusaders、ニュージーランド)とチーターズ(Central Cheetahs、南アフリカ)に並んでいる。

 この勝利でライオンズは全体の順位表で首位クルセイダーズとの勝ち点差を2に縮めてている。両チームはともに今季レギュラーシーズンで1試合を残すのみとなっている。

 サンウルブズの主将で元ライオンズのビリー・ブリッツ(Willie Britz)は、タックルを108回中53回も失敗したことが大敗の原因だと語った。

「タックルをミスしてボールを保持できなければ、特にライオンズのような好チーム相手には大きな問題を抱えることになる」

 サンウルブズではヘルウヴェ(Uve Helu)が、チーム唯一のトライを挙げている。(c)AFP