【6月25日 AFP】ラグビーテストマッチは24日、各地で行われ、南アフリカは35-12でフランスを下し、3連戦を全勝で終えた。

 エリス・パーク・スタジアム(Ellis Park Stadium)でのフランス戦では4連敗を喫していたスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)だったが、前半6分に先制するとそのまま同地で初の白星を飾り、今テストシリーズを3連勝で終えた。

 昨季はテストマッチ12戦中8戦を落とすという悲劇に見舞われていた南アフリカは、この勝利で復活の道を歩み続けている。

 シリーズ最初の2戦に勝ったことでスプリングボクスを応援するサポーターにも再び火がつき、スタジアムには5万5820人が詰め掛けて素晴らしい雰囲気が作り出されていた。

 ナンバー8のワーレン・ホワイトリー(Warren Whiteley)が脚の付け根の負傷となったため、初めて主将を務めたロックのエベン・エツベス(Eben Etzebeth)は、「チームにとっても、自分にとっても信じられないような日だった。この(3連戦が行われた)3週間は素晴らしいものだった。今夜のサポーターはみんな僕らを応援していた。この素晴らしい日、そしてこの素晴らしい3週間のことをみんなにただただ感謝したい」とコメントしている。(c)AFP