【6月23日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するマクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)とストフェル・バンドーン(Stoffel Vandoorne)が、25日に行われる第8戦アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2017)決勝で、グリッド後方からスタートすることが明らかになった。

 世界王者に2度輝いたアロンソとバンドーンの2人は、アゼルバイジャンGPで今季6基目のパワーユニットやパーツを交換するため、決勝では15グリッドの降格処分を受けることになる。

 マクラーレンで災難続きのバンドーンは、記者会見で「週末にはペナルティーを受ける。理想的ではないが、これが僕らの現実だ」と語った。

「僕らはベストを尽くすための努力をするだろう。決勝は後方からスタートすることになると思うけれど、これまでより集中できるかもしれないし、願わくばレースに絡めるかもしれない」

 2008年に当時所属していたルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が年間王者に輝くなど、輝かしい実績を持つ名門のマクラーレンだが、ホンダ(Honda)のエンジン供給を受けて3年目を迎えた今季はここまでポイントを獲得できておらず、チーム史上最大の苦境に陥っている。(c)AFP