【6月23日 AFP】2020年東京五輪での成功を目指すサッカーU-20中国代表が、来季からドイツ4部リーグのレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(南西部)に参戦することが判明した。ドイツメディアが22日に報じた。

 独紙ビルト(Bild)によると、ドイツサッカー連盟(DFB)との合意はすでに取れているものの、正式なサインはされておらず、来月5日に中国の習近平(Xi Jinping)国家主席がベルリン(Berlin)を訪問する際に正式発表されるもようだという。

 計19チームがしのぎを削る同リーグで、中国の若手選手は各チームと2試合ずつ戦い、相手チームには中国サッカー協会(CFA)から1万5000ユーロ(約186万円)が支払われると伝えられている。

 レギオナルリーガの取締役を務めるフェリックス・ヴィーデマン(Felix Wiedemann)氏は、ビルト紙に対し「リーグに所属する全19クラブが、中国代表がプレーすることについて承認の意を示している。計画は順調に進んでいるとみています」と話した。(c)AFP