【6月23日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)は22日、グループBの試合が行われ、ドイツとチリは1-1で引き分けた。チリのアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)は、代表通算38得点目を記録し、同国の歴代最多得点記録保持者になった。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でプレーするサンチェスは、序盤にドイツ守備陣のミスを突いて先制点を挙げる活躍をみせ、この試合のマンオブザマッチに選出された。

 サンチェスは試合後、「チリの歴代得点王になれてとてもうれしい。僕らの夢はこの大会で優勝することだ。その可能性は十分にあると思っている」とコメントした一方で、アーセナル退団がうわさされる自身の去就に関する質問については答えなかった。

 対するW杯ブラジル大会(2014 World Cup)王者ドイツは、ハーフタイム前にラース・シュティンドル(Lars Stindl)が今大会2得点目を記録し、同点に追いついた。

 ドイツのヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は「最高水準の試合だった」と話し、「彼らは国際試合の経験がほとんどなかった。選手たちには満足している」として、若手主体のチームに満足感を示した。

 同日に行われたグループBのもう1試合では、オーストラリアとカメルーンが1-1で引き分けており、この結果、チリとドイツは勝ち点4で並んだものの、得失点差でチリが首位の座を守った。

 チリは25日にロシアのモスクワ(Moscow)でオーストラリアと、ドイツはソチ(Sochi)でカメルーンと対戦する。(c)AFP