【6月13日 AFP】サッカー韓国代表のウリ・シュティーリケ(Uli Stielike)監督は12日、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選の大一番で対戦するカタールについて、手ごわい相手として警戒していることを認めた。

 韓国代表は、敵地ドーハ(Doha)で行われる13日のカタール戦に勝利すれば、イランに続いて来年ロシアで開催されるW杯出場に大きく近づくことになる。

 カタールは現在グループAの最下位に沈んでいるものの、元ドイツ代表選手のシュティーリケ監督は、簡単な試合ではないという認識を示し、「カタールの試合はたくさん見てきた。彼らは負けても勝ち点獲得に近づく健闘をみせていたし、勝った試合もある。彼らには、われわれを大いに手こずらせる要素がたくさんある」と語った。

 仮にこの試合に勝つと、韓国は残り2戦のうち1勝すればロシア大会への出場権を獲得できるが、本拠地で迎える相手は、12日に2-0でウズベキスタンを下して本大会出場が確定したグループ首位のイラン。そして最終戦では、同グループで唯一韓国を敗退に追い込む可能性を持つウズベキスタンが待ち受けている。

 7試合を終えて勝ち点13を獲得している韓国は、消化試合が1試合多い3位ウズベキスタンと勝ち点1差のグループ2位につけている。

 カタールとのグループ第1戦では韓国が3-2で勝利しているが、試合後半は主導権を握られる展開となっていた。(c)AFP/David HARDING