【6月10日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)の規律委員会は9日、AFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2017)決勝トーナメント1回戦、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)との第2戦で乱闘騒ぎを起こした済州ユナイテッドFC(Jeju United FC、韓国)の3選手に、最大6か月の出場停止処分を科した。

 5月31日の試合で退場後に審判を突き飛ばした趙容亨(Yong-Hyung Cho、チョ・ヨンヒョン)は6か月の出場停止と罰金2万ドル(約220万円)、ベンチからピッチに乱入して阿部勇樹(Yuki Abe)に肘打ちした白棟圭(Dong-Gyu Baek、ペク・ドンギュ)は3か月の出場停止、相手選手の顔を殴ったとして権韓真(Han-Jin Kweon、クォン・ハンジン)は2試合の出場停止と罰金1000ドル(約11万円)が科された。

 第1戦を0-2で落とした浦和は、延長戦で決勝点を挙げ3-0で第2戦をものにし済州を退けたが、済州の選手が浦和の選手を追いかけ回すなど、試合後はピッチのいたるところで醜い乱闘が繰り広げられた。

 また、スタッフも乱闘に関与したとして済州には罰金4万ドル(約440万円)、浦和には同2万ドルが科されている。(c)AFP