【5月30日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2017)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は5-7、6-3、4-6、6-3、13-11でドナルド・ヤング(Donald Young、米国)を破り、2回戦進出を決めた。

 4時間半のマラソンマッチを制した2013年大会準優勝のフェレールは次戦、同胞のフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)と顔を合わせる。

 大会第5シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は、スティーブ・ダルシ(Steve Darcis、ベルギー)を6-3、6-4、6-2で退けた。試合を通して15本のエースに加え、44本のウイナーを放ったラオニッチは、2回戦でロジェリオ・ドゥトラ・シウバ(Rogerio Dutra Silva、ブラジル)と対戦する。

 この日行われたその他の試合では、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)元王者で第7シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)や第10シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)が順当に2回戦へ駒を進めた一方、第14シードのジャック・ソック(Jack Sock、米国)はイリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)に足元をすくわれている。

 また、第9シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)とフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)の試合は、1セットオールとなった場面で日没サスペンデッドとなり、30日に順延されている。(c)AFP/Martyn WOOD