【5月29日 AFP】スペイン1部リーグのセルタ(Celta de Vigo)は28日、FCバルセロナ(FC Barcelona)でルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督のアシスタントコーチを3年間務めたファン・カルロス・ウンスエ(Juan Carlos Unzue)氏が、来季から指揮官の座に就くことを発表した。

 2年契約を結んだウンスエ氏は、エンリケ監督がセルタを率いた2013-14シーズンで自身もアシスタントコーチを任されており、ガリシア(Galicia)自治州に拠点を置くチームに復帰する形となった。

 過去3シーズンで九つのトロフィーをバルサにもたらしたエンリケ監督がチームを離れることを受け、ウンスエ氏は後任候補に名前が挙がっていたが、バルセロナは29日にもアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)のエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)前監督を新指揮官に招へいするとみられている。

 現役時代はゴールキーパーとしてバルサやセビージャFC(Sevilla FC)を渡り歩いた50歳のウンスエ氏は、フランク・ライカールト(Frank Rijkaard)氏やジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏が率いたバルセロナでGKコーチを務めた経験も持つ。(c)AFP