【4月26日 AFP】16-17スペイン1部リーグは25日、第34節の試合が行われ、終盤にロベルト・ソリアーノ(Roberto Soriano)が決勝点を奪ったビジャレアル(Villarreal CF)が、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に1-0で勝利し、わずかに残された来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場権獲得へ望みをつないだ。

 リーグ屈指の守備力を誇る2チームの対戦は、後半37分にセドリック・バカンブ(Cedric Bakambu)のクロスからソリアーノがこの試合唯一の得点を挙げたビジャレアルに軍配が上がった。

 ビジャレアルは昨年12月に行われた同カードの対戦でもアトレティコに勝利しており、今季はアトレティコにリーグ戦2連勝を飾っている。

 この勝利でビジャレアルは、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位セビージャFC(Sevilla FC)に勝ち点5差とし、3位アトレティコとは同8差まで縮めた。

 一方、アトレティコはたくさんのチャンスを作ったものの、好守をみせたビジャレアルのGKアンドレス・フェルナンデス(Andres Fernandez)の牙城を崩せず、最後まで得点を奪えなかった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「われわれは何度かこのような展開で勝ってきたが、今日は逆にやられる形となった」とコメントした。

「われわれはうまくやっていたし、試合を通してゴールを目指していたが、最後まで得点を挙げることはできなかった」(c)AFP