【3月22日 AFP】サッカーベルギー代表の前指揮官、マルク・ヴィルモッツ(Marc Wilmots)氏が21日、コートジボワール代表の監督に招へいされたことがわかった。同国の協会関係者が明かしている。

 現在48歳のヴィルモッツ氏は、W杯に4回出場するなど現役時代は世界有数の名選手として知られ、指導者転向後は2012年から2016年までベルギー代表を指揮し、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でも采配を振るった。

 アフリカ大陸有数の強豪で、近年はW杯本大会の常連となっているコートジボワールだが、大会連覇を狙った1月のアフリカネイションズカップ2017(2017 The Africa Cup of Nations)では、グループリーグ敗退と結果を残せなかった。

 ミシェル・デュスイエ(Michel Dussuyer)監督は大会後に退任し、暫定指揮官を務めるイブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)監督は先日、ロシア、セネガルと対戦する親善試合に向けて、今までとは大きく異なるメンバーを招集していた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)のアフリカ最終予選で、グループCに入っているコートジボワールは、2試合を終えて勝ち点4を獲得し、勝ち点2のモロッコとガボン、同1のマリを抑えてグループ首位に立っている。アフリカ最終予選では、首位のチームのみがW杯本大会に出場できる。(c)AFP