【2月27日 AFPBB News】60歳以上の選手が参加する「横浜カップ全国ゴールデンシニアバスケットボール交歓大会」が神奈川県横浜市で25、26日の両日開催された。北海道から沖縄県まで全国から16チームが日本一を目指し、あふれる闘争心と鮮やかなプレーを披露した。

 同大会は今年で6回目。最高齢は、広島市出身の82歳、八木繁明(Shigeaki Yagi)さん。「バスケは生きがい」と話す八木さんは、相手ボールを奪おうと試み「ナイスファイト」と仲間たちから拍手を送られていた。

 大会3連覇を果たした山梨県のチーム「ブラックパンサー」の森田真(Makoto Morita)さん(63)は、「勝因はディフェンス」と語りながらも、孫たちの声援に話が及ぶと、「いいところを見せられてよかった」と破顔し、家族思いの「じいじ」に戻った。

 同大会会長の石田秀敏(Hidetoshi Ishida)さん(66)は「試合のレベルが年々高まっている。選手にとって、日々の健康管理、練習の成果を発揮できる場として大会が目標になっている」と手ごたえをにじませていた。(c)AFPBB News