【2月19日 AFP】女子テニス、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2017)は18日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-3、6-4でキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)に勝利し、大会初優勝を果たした。

 強打を武器にウォズニアッキをストレートで退けたプリスコバは、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2017)に続いて今季2勝目、キャリア通算ではツアー8勝目を挙げた。

 プリスコバは試合後、「信じられません。この大会の優勝は、私にとってすごく意味があります。普段とは違った一週間で、いろいろな壁がある中で、簡単ではない大会でした」とコメントした。

「ここ3年は1回戦か2回戦で負けていたので、ずっと良い結果を出したいと思っていました。だから大きな一歩です。トロフィーを手にできてすごくうれしいです」

 対するウォズニアッキは、これが自身2度目のカタール・オープン決勝進出だったが、2011年のベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)戦と同じく、ストレートで敗れて優勝を逃した。

 それでも今回の決勝進出で、ウォズニアッキは世界ランキングを最低でも三つ上げて15位まで上昇する可能性が高いとみられている。

 ウォズニアッキは「今は少し残念です。全部勝てればよかったのですが、きょうは彼女がすごく良いプレーをしていました。私も良かったと思います。ベストは尽くしました。大変な一週間でした」とコメントした。(c)AFP/David HARDING