【2月13日 AFP】男子テニス、ソフィア・オープン(Garanti Koza Sofia Open 2017)は12日、男子シングルス決勝が行われ、大会第3シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が7-5、6-4で第2シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を下し、今季2度目の優勝を地元で飾った。

 ディミトロフは、これで今季の戦績を14勝1敗としている。唯一の敗戦は、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2017)準決勝をフルセットで落としたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)戦となっている。

 ここ2年間はタイトルから遠ざかっていたディミトロフだが、今大会では1セットも落とすことなく、13日に発表される最新の世界ランキングでは12位に浮上することが見込まれている。

 通算6度目のツアー優勝を飾ったディミトロフは、「自分にとって最も誉れ高いタイトル。母国で勝つことはとてつもなく大きな成功だ。今後の人生で、このタイトルは宝物になるだろう。一週間を通して観客のみんなは本当にすごかった。みんなのサポートには、この上なく感謝している」とコメントした。

 ディミトロフは、1月のブリスベン国際(Brisbane International 2017)決勝で錦織圭(Kei Nishikori)を下し、優勝を飾っている。(c)AFP