【1月26日 AFP】アフガニスタン北部のへき地で、いずれも5歳未満の子ども27人が大雪と厳しい冷え込みにより死亡した。当局が26日、明らかにした。死者数はさらに増える恐れもあるという。

 ジョズジャン(Jawzjan)州ダルザブ(Darzaab)地区では50センチの積雪で道路が通行止めになり、気温が氷点下10度まで低下する中、村人たちの医療アクセスが遮断されている。

 ダルザブ地区の首長はAFPに対し、ここ数日の間に「大雪と寒さにより、不幸にも子ども27人が亡くなった」と明かした。亡くなった子どもはいずれも5歳未満で、道路が遮断されているため、死者数がさらに増える恐れもあるという。

 アフガニスタンでは毎年冬になると、大雪と雪崩により多くの人が命を落としている。(c)AFP