【1月9日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2017)の主催者は8日、降り続いた豪雨の影響で、9日に行われる第7ステージを約半分に短縮することを発表した。

 9日の第7ステージは、ラパス(La Paz)からウユニ(Uyuni)までの競技区間322キロメートルのコースで行われる予定だったが、それが半分の161キロメートルに短縮され、逆に移動区間は300キロメートルから600キロメートルに倍増する。

 今回のダカールラリーは、ボリビアに入ってから雨にたたられ、トゥピサ(Tupiza)からオルロ(Oruro)までの第5ステージは短縮、7日に行われる予定だったオルロからラパスまでの第6ステージは全面中止となった。

 6日の夜から12時間にわたって激しい雨が降り続いたことで、オルロのキャンプ地の大部分は深さ20センチの水たまりになり、選手やファンはポリ袋で靴を覆ってぬかるみを歩かなくてはならなかった。

 39回目のダカールは、これから2週目に入る。四輪部門では、前回王者であるプジョー(Peugeot)のステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)が総合首位に立ち、これをチームメートで優勝9回のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が1分9秒差で追っている。二輪部門では、KTMのサム・サンダーランド(Sam Sunderland、英国)が先頭を走っている。(c)AFP