【11月11日 AFP】男子テニス、世界ランキング10位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は10日、再発した虫垂炎の影響で、補欠1番手に位置していたATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2016)を辞退し、自身のシーズンが終了したことを発表した。

 医師との相談の結果、2週間の休養を勧められたというベルディハはツイッター(Twitter)上で、「また来年会いましょう」とつづっている。

 現在31歳のベルディハは、8月にも同様の症状で入院を余儀なくされており、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)も欠場していた。

 その後は、抗生物質による治療で治癒していたが、チェコメディアによれば、同選手は来シーズンの準備を始めるために、早期の手術を希望しているという。

 13日に英ロンドン(London)で開幕する最終戦は、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)の試合でスタートを切る。(c)AFP