【10月20日 AFP】トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)の選手を乗せた飛行機が19日、フロントガラスに亀裂が入ったことが原因で、ハンガリー・ブダペスト(Budapest)に緊急着陸を余儀なくされたことが判明した。

 ブダペストの空港の広報官はAFPに対して、「航空機は正午過ぎ、緊急着陸に成功しました。搭乗していたフェネルバフチェの選手は無事で、現在はターミナルビルで英国行きの別の飛行機を待っています」と語った。

 フェネルバフチェは20日に、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)グループAのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦を控えていた。

 広報官によれば、飛行機は不明の物体に衝突した後、「フロントガラスにひびが生じた結果、機内圧力が低下した」と説明したうえで、「こうした事態は数か月に一回程度起きるため、不便ではあるがドラマではない」と話した。

 フェネルバフチェはイスタンブール(Istanbul)から出した声明で、コックピットの窓に鳥が衝突したと発表している。(c)AFP