クロアチア代表ラキティッチ、母国で攻撃され休暇を切り上げる
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【7月3日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するクロアチア代表イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)が2日、休暇で訪れていた母国のウグリャン島(Ugljan)で襲撃されたため、バカンスを切り上げていたことが明らかになった。
地元紙ベチュルニ・リスト(Vecernji List)は、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)では決勝トーナメント1回戦で敗退したため、ラキティッチ一家は休暇でウグリャン島に滞在していたが、投石により滞在先の窓ガラスが割られるなどの被害を受けたため、島での休暇を切り上げたと伝えている。
現地職員は地元紙に対し、「われわれは彼にとどまるよう説得したのですが、彼らは絶対に出て行くと言って聞きませんでした」と語った。
警察広報はAFPに対し、襲撃により家の窓ガラス1枚が割られたことを認めたが、「現時点ではラキティッチを狙ったものという確認は取れていない」とコメントしている。
28歳のラキティッチは、欧州選手権で魅力的なパフォーマンスを披露したクロアチアの中心選手として活躍したが、クロアチアは決勝トーナメント1回戦でポルトガルに敗れている。(c)AFP