【5月19日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2016)は18日、各地で決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は1-0でFCソウル(FC Seoul、韓国)に勝利した。

 2007年大会覇者の浦和は前半14分、森脇良太(Ryota Moriwaki)のロングパスを、宇賀神友弥(Tomoya Ugajin)がダイレクトで中へ折り返すと、ボールは放物線を描いて直接ゴールに吸い込まれた。

 見事に決まったクロスからのダイレクトボレーは、1988年の欧州選手権決勝で、オランダのマルコ・ファン・バステン(Marco van Basten)が決めたスーパーゴールをも彷彿(ほうふつ)させた。

 FCソウルも攻勢を強めたが、グループステージ10得点のアドリアーノ(Carlos Adriano de Sousa Cruz)が決定的なチャンスを枠上に外すなど、なかなか点に結びつかない。

 浦和は、後半も何度かゴールを脅かしたものの、相手GKに阻まれるなど追加点はならず、ホームでの一戦を1-0で逃げ切り、25日に敵地で行われる第2戦に臨む。(c)AFP