【4月25日 AFP】アフリカ音楽界の大御所で、「コンゴルンバの王」と呼ばれるコンゴ人歌手のパパ・ウェンバ(Papa Wemba)氏が24日、コートジボワール・アビジャン(Abidjan)で開かれていた音楽祭への出演中にステージで倒れ、死去した。66歳だった。

 音楽祭のテレビで生中継され、ダンサーらの後ろでウェンバ氏が倒れる瞬間や、ステージ上のミュージシャンらがパパ・ウェンバ氏に駆け寄るなど、当時の騒然とした様子が放送された。

 パパ・ウェンバ氏は、1970年代にキューバ音楽とエレクトロニックロックを融合させた先駆者として知られ、ワールドミュージック界の伝説的存在だった。(c)AFP/Christophe KOFFI, Marthe Bosuandole