【12月17日 AFP】サッカーホンジュラス代表のアルノルド・ペラルタ(Arnold Peralta)選手を銃殺したとみられる男たちが特定されたという。16日、当局が発表した。

 ペラルタ選手は先日、同国北部ラ・セイバ(La Ceiba)にあるショッピングモールの駐車場で、走行中の車両から発砲を受けて死亡した。

 ホンジュラスの安全相は記者会見で、12月10日の殺人事件に「関わったと思われる人物を特定した」と述べ、「犯人につながる手がかりを得ました。捕まえ次第、わが国期待の選手がなぜ犯罪に巻き込まれたのかを明らかにします」としている。

 防犯カメラには殺害時の映像が残っており、警察は当初、ペラルタ選手の所持品が持ち去られていないため、物盗り目的の犯行ではないとしていた。また、国内メディアに対して「個人的な」怨恨(えんこん)が殺害理由のようだと話していたものの、詳細は明かされていなかった。

 26歳のペラルタ選手は、先週末に故郷のラ・セイバで埋葬されている。(c)AFP