【12月14日 AFP】15クラブW杯(2015 FIFA Club World Cup)に出場する昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)王者FCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)の選手が14日、成田国際空港(Narita International Airport)に到着した。

 スペインからの長時間のフライトを終えて目をしばたたかせていた選手たちは、ロックスターのような歓迎を受けた。

 空港には約300人のファンが集まり、歓声を上げながらリオネル・メッシ(Lionel Messi)やネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)といった青色のチームジャージーに身を包んだスーパースターの姿を写真に収めようとしていた。

 スアレスと並んで歩くメッシは、カメラがフラッシュを放つ中笑顔を見せていた。一方負傷が懸念されているネイマールは、キャップにサングラス姿で耳にはイヤホンをはめていた。

 2009年、11年に続き、史上初となるクラブW杯3度目の優勝を目指すバルセロナは、17日に横浜で行われる準決勝の広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)戦に臨む。

 しかし、バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、内転筋を痛めているネイマールのコンディションに気をもんでいる。指揮官には、今季18試合に出場し16得点を挙げているネイマールに日本では休養を言い渡す選択肢もある。

 番狂わせが起きない限り、20日に行われる決勝でバルセロナはリーベル・プレート(River Plate、アルゼンチン)と対戦することになる。

 現在の7チームによって行われる大会方式は今回で11度目を迎えるが、欧州王者はそのうち7度で勝利を飾っている。(c)AFP