【9月17日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は16日、各地でグループリーグ第1節が行われ、グループFのアーセナル(Arsenal)は1-2でディナモ・ザグレブ (Dinamo Zagreb)に敗れ、黒星スタートとなった。

 18年連続で本大会に出場しているアーセナルは、ともにグループ初戦を落としたマンチェスター勢と同じ轍は踏むまいと試合に臨んだが、自滅に近い敗戦に終わった。

 アーセナルは前半24分、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)のオウンゴールで先制点を献上すると、逆風はその後も続き、前半終了直前にはオリヴィエ・ジルー (Olivier Giroud)が2枚目のイエローカードで退場を言い渡された。

 そして後半13分に、ザグレブのジュニオール・フェルナンデス(Antenor Junior Fernandes da Silva Vitoria)に追加点を許したアーセナルは、途中出場のセオ・ウォルコット(Theo Walcott)が1点を返したものの、同点に追いつくことはできなかった。

 一方、プレミア勢をさらなる悲劇に追い込んだクロアチア王者ディナモ・ザグレブは、これで公式戦の無敗を42試合に伸ばしている。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、BTスポーツに対し、「こんな形で大会をスタートさせることを望んでいなかった」と語った。

「オリヴィエ・ジルーの1枚目のイエローはわれわれのファウルだが、2枚目は事故だ。向こうも明らかなファウルをいくつも犯していたのに、そちらは見逃されていた」

「試合数は十分に残っているのだから巻き返せる。次の試合で勝つことに集中しているし、ホームでは必ずザグレブを倒す」

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