【8月29日 AFP】第33回世界柔道選手権(World Judo Championships 2015)は28日、カザフスタンのアスタナ(Astana)女子78キロ級が行われ、梅木真美(Mami Umeki)が日本に今大会5つめの金メダルをもたらした。

 20歳の梅木は、元女王たちが次々と敗退する中、しっかりとチャンスをものにした。

 前回覇者のマイラ・アギアー(Mayra Aguiar、ブラジル)は、2010年大会(World Judo Championships 2010)覇者のカイラ・ハリソン(Kayla Harrison、米国)とともに、3回戦敗退に終わった。

 フランスのオドレー・チェメオ(Audrey Tcheumeo)も、準決勝でスロベニアのアナマリ・ベレンシェク(Anamari Velensek)の前に屈した。

 決勝では、序盤から試合を支配した梅木が横四方固めで勝利している。

 ベレンシェクは、27日に行われた女子63キロ級で、スロベニア勢初の金メダリストとなったティナ・トルステニャク(Tina Trstenjak)に続くことはできなかった。(c)AFP