【8月19日 AFP】2011年にデビューアルバムをリリースし、今やJポップ界できらきらと輝く「きゃりーぱみゅぱみゅ(Kyary Pamyu Pamyu)」さんが、AFPのインタビューに応え、世界的なスターと比較されるまでになった自身のキャリアについて語った。そして今後の「世界征服」には、まず英語を勉強する必要があるとも話した。

 きゃりーさんは先週末、東京の郊外で開催された音楽フェスティバル「サマーソニック(Summer Sonic)」に出演。その公演直前にバックステージでインタビューに応じてくれた。

 彗星(すいせい)のごとく現れ、一気にスターダムに上り詰めたきゃりーさん。まだ弱冠22歳だが、そのコケティッシュで独特な魅力からヒットを連発している。PVも次々と高評価を獲得し、「カワイイ」文化最前線で確固たる地位を築きあげた。

 国内で抜群の知名度を誇り、米人気歌手ケイティ・ペリー(Katy Perry)さんやレディー・ガガ(Lady Gaga)さんに例えられることも少なくないきゃりーさん。「(日本のケイティ・ペリーとか、日本のレディー・ガガと言ってもらえるのは)うれしいですけど、私も世界的なアーティストになれるように頑張っていかないとなと思います」とコメントし、今後は、さらに多くの人にアピールしたいと話した。

 当日のインタビューには、明るい色の髪に着けられた黄色い大きなリボンとふわふわなピンク色のスカートが印象的なステージ衣装で現れ、「ケイティ・ペリーさんみたいなセクシーな感じがないので、日本特有のかわいさだったり、ちょっと奇天烈な感じの音楽とか世界観を出していけたらなと思ってます」と自身のスタンスについても説明した。

 アジア各地で人気となっているいわゆる「カワイイ」文化をめぐっては、ガガさんやペリーさんといった、欧米の一部スターたちも、時にアニメとの境界線があやふやになるほどのそのルックスやしぐさなどに強い関心を寄せている。