【5月13日 AFP】フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)は12日、レオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督との契約を2019年まで延長したと発表した。

 昨夏にポルトガル1部のスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)の監督を退任し、ASモナコの指揮官に就任した40歳のジャルディム監督は、当初2年契約を結んでいたが、その手腕が認められて契約延長を勝ち取った。

 ジャルディム監督は、クラブの公式ウェブサイトに掲載された声明の中で、「今回の契約延長は、クラブと経営陣が私を信頼してくれている証しだ」とコメントしている。

「われわれは今季、新しいプロジェクトを成功させようと懸命に働いてきた。だから私は、これからさらに素晴らしいことが起きると信じている」

「チームには優秀な若手選手がたくさんいる。そしてわれわれは今季でみせつけたことを続けなければならない。クラブは野心的だ。そして私もね」

 モナコのヴァディム・ヴァシリエフ(Vadim Vasilyev)副会長は、「ジャルディム監督に長期政権を築き上げてもらいたいわれわれのクラブにとっては、重要な一歩になった」と語った。

「今季のジャルディム監督と彼のスタッフは、素晴らしい仕事をした。そしてリーグと欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)で好成績を残した」

 今季のモナコは、欧州チャンピオンズリーグでユベントス(Juventus)に2試合合計スコア0-1で敗れたものの、ベスト8入りを果たしている。そして残り2節となったリーグ戦では、来季のチャンピオンズリーグ出場圏内の3位につけている。(c)AFP