【4月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準々決勝第2戦で、ユベントス(Juventus)は敵地でASモナコ(AS Monaco)に勝利し、12年ぶりのベスト4進出を果たしたいと考えている。

 1990年代に欧州の舞台で不動の地位を築いていたユベントスは、優勝した1995-96シーズンから、3季連続でチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした。

 2003年にも、ACミラン(AC Milan)との決勝に駒を進め、準優勝に輝いているユベントスだが、それ以降はベスト8の壁を越えることができていない。

 リーグ4連覇が目前のユベントスは、アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)のPKで第1戦に勝利し、チャンピオンズリーグ準決勝進出に王手をかけている。

 ユベントスにとって大きかったのは、モナコにアウェーゴールを許さなかったことだろう。モナコが逆転するには、得意の守備だけでなく、積極的な攻撃が必要になるということだ。

 決勝トーナメント1回戦でアーセナル(Arsenal)と対戦し、アウェーゴール差で8強入りを果たしたことからも分かるように、モナコのレオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督は、アウェー戦でアドバンテージを握ることを目指していたと話している。

 フランス代表DFのパトリス・エヴラ(Patrice Evra)は、テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「(第1戦で)モナコに驚かされることはなかった。彼らを見くびってはいなかったからね。でも、向こうも良い試合をしていたと思う」と語った。

「第2戦はまた違うものになって、ユベントスが主導権を握ることになるだろう」

(c)AFP/Andy SCOTT