【3月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は17日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-0でASモナコ(AS Monaco)に勝利し、2試合合計スコアは3-3の同点になったものの、アウェーゴールで下回り大会から姿を消した。

 第1戦を落としていたアーセナルは必死の反撃を試みたものの、モナコも最後まで粘りを見せ、最終的にはアウェーゴールに泣いた。

 欧州カップ戦では、敵地で先勝してからの逆転突破を一度も許していないモナコに対し、アーセナルは過去4シーズン連続で決勝トーナメント1回戦敗退に終わっているという悪い流れがあった。

 さらにチャンピオンズリーグでは、本拠地での第1戦を落としてから敵地で複数得点を挙げて逆転突破を果たしたチームは過去に存在せず、歴史もアーセナルに背を向けていた。

 それでもアーセナルは、1991年にタイトルを獲得した古巣に戻ったアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督の目の前で勇敢なプレーを披露し、大会史に残る逆転劇を成し遂げる寸前まで行ったが、満員となった敵地ルイII世スタジアム(Stade Louis II)で勝利を収めたものの、突破には1点届かなかった。

 オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の先制点、試合残り11分のアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)の追加点の後も、突破を決めるゴールを目指して猛攻を仕掛けたアーセナルだったが、最後は素晴らしいプレーを見せていたモナコのGKダニエル・スバシッチ(Danijel Subasic)の働きが明暗を分けた。