【3月9日 AFP】男子ゴルフ、プエルトリコ・オープン(Puerto Rico Open presented by seepuertorico.com 2015)は8日、リオグランデ(Rio Grande)のトランプ国際ゴルフクラブ(Trump International Golf Club)で最終日が行われ、ドイツのアレックス・チェイカ(Alex Cejka)が、通算7アンダーで並んだ5選手間のプレーオフを制し、米国男子ツアー初優勝を飾った。

 最終日の18ホールを終え、通算7アンダーで並んだチェイカ、エミリアノ・グリジョ(Emiliano Grillo、アルゼンチン)、ジョン・カラン(Jon Curran、米国)、ティム・ペトロビック(Tim Petrovic、米国)、サム・サウンダース(Sam Saunders、米国)の5選手は、18番でプレーオフ1ホール目に臨んだ。

 チェイカは、約4.6メートルのバーディーパットを沈めた一方、同じくバーディーチャンスを迎えたサウンダースは、約2.4メートルのパットを外し、チェイカにタイトルを譲った。

 欧州ツアーでは、2002年以来タイトルから遠ざかっているチェイカ。2009年のザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2009)では、単独首位で最終日を迎えた経験があった。

 混戦を極めた最終日、プレーオフに進出した5選手と1打差にはウィル・マッケンジー(Will MacKenzie、米国)ら4選手が、2打差にはジョン・デイリー(John Daly、米国)ら6選手が入っている。(c)AFP