【2月26日 AFP】14-15NBAは25日、各地で試合が行われ、ケビン・ガーネット(Kevin Garnett)の復帰に沸くミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)は、97-77でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に快勝した。

 トリビュート映像と、観客によるスタンディングオベーションで迎えられたガーネットは、5得点、8リバウンド、2ブロックを記録。チームはここ3試合で2勝目を挙げた。

 ティンバーウルブズでは、ケビン・マーティン(Kevin Martin)がフィールドゴール(FG)15本中10本を成功させ、28得点でチームをけん引。アンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)が19得点、ニコラ・ペコビッチ(Nikola Pekovic)が15得点、13リバウンドで加勢した。

 第1クオーターで最大15点差をつけたウィザーズだが、チームはこれで5連敗となった。

 トレード期限最終日、8年ぶりにティンバーウルブズへ復帰することが決まったガーネットは、チームをウエスタンカンファレンス最下位から救出したいと意気込んでおり、若手が多いチームで重要な役割を果たすとみられる。

■逆転で勝利したウルブズ

 試合開始直後、マーティンのミスからポゼッションを失ったティンバーウルブズは、第1クオーター残り5分26秒の場面で3-13とリードを許す。

 ウィザーズは、マーチン・ゴータット(Marcin Gortat)の得点で点差を15点に広げたが、同クオーター終了後には20-11と再び点差が縮まった。

 第2クオーターでエンジンのかかったティンバーウルブズは、8連続得点を記録するなど勢いに乗り、42-42の同点でハーフタイムを迎えた。

 第3クオーターは、ウィギンスのダンクシュートで始まりを告げた。序盤にリードを奪ったティンバーウルブズは、その後もウィギンスが約1分間で7得点を挙げるなどペースを上げ、そのまま試合の主導権を渡すことはなかった。

 ティンバーウルブズは、昨年11月のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)戦で記録した16点差を上回る、今季最大の点差で勝利を収めた。(c)AFP