【2月16日 AFP】2014-15スキージャンプW杯は15日、スロベニアのリュブノ(Ljubno)で女子個人第12戦が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)とダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(Daniela Iraschko-Stolz、オーストリア)が、合計244.9点で同時優勝を飾った。

 1本目で88.5メートル、2本目で89.5メートルを記録し、距離ではイラシュコ・シュトルツを上回った高梨だが、単独優勝とはいかなかった。3位には、合計243.8点で米国のサラ・ヘンドリクソン(Sarah Hendrickson)が入賞している。

 ともに今季5勝を挙げている18歳の高梨と31歳のイラシュコ・シュトルツは、スウェーデン・ファールン(Falun)で開幕するノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2015)の優勝候補になるとみられている。

 総合順位では、962ポイントの首位イラシュコ・シュトルツを、高梨が89ポイント差で追っており、来月13日にノルウェーのオスロ(Oslo)で行われる最終戦で今季の女王が決まる。(c)AFP