【2月5日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は4日、準決勝が行われ、コートジボワールが3-1でコンゴ民主共和国を下し、決勝に進出した。

 前半20分にコートジボワールはヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)の今大会初ゴールで先制したが、コンゴは直後の同24分にデュメルシ・エムボカニ(Dieumerci Mbokani)がPKを決めて試合を振り出しに戻した。

 するとコートジボワールは、前半終了間際にジェルヴィーニョ(Gervinho)の得点で勝ち越しに成功し、後半にはセルゲ・ウィルフリード・カノン(Serge Wilfried Kanon)のゴールで突き放した。

 これにより、コートジボワール代表の指揮を執るフランス人のエルベ・ルナール(Herve Renard)監督は、自身2度目のネーションズカップ制覇に王手をかけた。ルナール監督はザンビアを率いて臨んだ2012年大会決勝でコートジボワールとのPK戦を制し、優勝を果たしている。

 これまでネーションズカップを複数回優勝している指揮官は、ガーナ出身のチャールズ・ジャムフィ(Charles Gyamfi)氏と、エジプト出身のハッサン・シェハタ(Hassan Shehata)氏しかいない。

 コートジボワールは8日の決勝で、赤道ギニア対ガーナの勝者と対戦する。(c)AFP