【2月1日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は31日、準々決勝が行われ、コンゴ民主共和国が4-2でコンゴ共和国から逆転勝利を収め、準決勝に進出した。

 ルワンダが多国籍の選手を起用したとして失格処分になったことで、本大会出場を果たしたコンゴ共和国は、コンゴ民主共和国を相手に2-0とリードを奪ったが、試合時間残り25分から4失点を喫し、今大会での快進撃は隣国によって止められた。

 前半の45分間は何事もなく静かに終わったものの、後半に入ると一転して試合は動き出し、コンゴ共和国が同10分にフェレボリー・ドレ(Ferebory Dore)のゴールで先制した。

 コンゴ共和国は後半17分にティエビ・ビフマ(Thievy Bifouma)が追加点を挙げてリードを広げたものの、コンゴ民主共和国は即座にデュメルシ・エムボカニ(Dieumerci Mbokani)の得点で1点を返した。

 コンゴ民主共和国は後半30分にロテテカ・ボキラ(Loteteka Bokila)のゴールで同点に追いつくと、その後はジョエル・キムワキ(Joel Kimwaki)とエムボカニのゴールで勝利を収めた。

 フランス人指揮官のクロード・ルロワ(Claude Le Roy)監督が率いるコンゴ共和国の戦いが準々決勝で幕を閉じたのに対し、コンゴ民主共和国は1998年大会以来の準決勝進出を果たしている。(c)AFP