【1月5日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は4日、クロアチアのザグレブ(Zagreb)で女子回転の第5戦が行われ、米国の19歳ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が2本合計1分56秒66で優勝し、同種目で今季2勝目を挙げた。

 米コロラド(Colorado)州ベイル(Vail)出身の五輪金メダリストは、1本目で圧巻の滑りを見せ、2本目でも他を圧倒すると、2位のカトリン・ツェッテル(Kathrin Zettel、オーストリア)に1秒68差をつけた。

 3位には、2本合計1分59秒45でノルウェーのニーナ・ロセス(Nina Loeseth)が入った。

「楽しめば、良い滑りができるはず」と話していたシフリンは4日、その通りの滑りを見せる結果となった。

 オーストリアのキュータイ(Kuehtai)で行われた第4戦に続く連勝を飾ったシフリンは、ザグレブの地で2年ぶりの優勝を経験した。

 大会を終えたシフリンは、「生まれて初めて(スキーを)完璧にコントロールできている気がする。1本目ではよく滑れたし、(2本目では)果敢に攻めることができた。できるだけ早く、そして速く滑りたい。速く滑るのが大好き!」とコメントした。(c)AFP/Lajla VESELICA