【11月25日 AFP】スペイン1部リーグ歴代最多得点の記録を更新したFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、25日に行われる欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)グループリーグ第5節のアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)戦で、さらなる活躍をみせたいと意気込んでいる。

 2-0で勝利した前節のアヤックス(Ajax)戦で両得点を挙げたメッシは、元レアル・マドリード(Real Madrid)の伝説的存在であるラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)に並ぶ大会通算71ゴール目を記録した。チームは同時に、11年連続での16強入りを決めた。

 それでも、グループFの首位には勝ち点1差でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が立っており、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督率いるバルセロナはこの試合で何としても勝ち点を手にして、来月PSGとの直接対決を迎えたいところだ。

 リーグ第12節のセビージャFC(Sevilla FC)戦で、メッシのハットトリックと、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、イヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)の得点で5-1の大勝を収めたバルセロナが、好調を維持していることはいうまでもない。

 得点が挙げられずフラストレーションがたまるルイス・スアレス(Luis Suarez)についても、エンリケ監督は、アシスト面で評価しているとし、いずれ得点機を迎えるだろうと楽観した。

「そのうち来るさ。高い技術を持つ寛大なストライカーがいることは素晴らしい」

「みんながお互いのためにプレーしている。バルセロナで、スアレスが多くの得点を挙げることは分かりきっているよ」

(c)AFP