【10月18日 AFP】ハリケーン「ゴンサロ(Gonzalo)」が17日夜(日本時間18日午前)、大西洋に浮かぶ英領バミューダ(Bermuda)に上陸した。

 米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)の米国立ハリケーンセンター(National Hurricane CenterNHC)によると、17日午後9時(日本時間18日午前9時)ごろ、ゴンサロの「目」の北側の部分がバミューダの上空を通過した。この時点の最大風速は約48.6メートルで、ゴンサロは時速26キロで北東へ進んだ。

 バミューダの現地紙ロイヤル・ガゼット(Royal Gazette)によると、バミューダではゴンサロが「カテゴリー2」のハリケーンとして上陸する前から停電が発生し、人口約6万人のうち約3万人が電気を使えなくなっていた。

 ゴンサロはバミューダへの上陸に先立ち、カリブ海(Caribbean Sea)の島々に1人が死亡し、建物が損壊する被害をもたらしていた。(c)AFP