【10月12日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2014)第15戦日本GPは12日、ツインリンクもてぎ(Twin Ring Motegi)でMotoGPクラス決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は2位でフィニッシュし、21歳にして総合2連覇を決めた。

 マルケスは、報道陣に対し「MotoGPに参戦して2年で2つ目のタイトル。信じられない」と喜びを語り、「想像もできなかった。僕はいつも笑っているし、幸せでいるようにしているから、周りからは簡単そうにみえたかもしれない。でも、僕だってプレッシャーは感じていた」と明かした。

 モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)が、42分21秒259で日本GP連覇を果たし、2戦連続の優勝を飾ると、2位にはマルケスが、3位にはモビスター・ヤマハのバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が入った。

 ロッシと、チームメートのダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)を抑えたことで、マルケスの総合優勝が確実なものとなった。

 今季、開幕10連勝を飾ったマルケスは、チェコGPでタイトルを逃したものの、次戦の英国GPで表彰台のトップに返り咲いた。

 台風の接近が懸念されていた日本GPだが、なんとか雨は免れ、曇天の中でレースが行われた。(c)AFP