【9月21日 AFP】南米ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領(54)が政界引退後の人生設計を明らかにした。バーベキューレストランを開くつもりだという。ボリビアの地元紙が19日に報じた。

 ボリビア初の先住民出身の大統領であるモラレス氏は、2005年に得票率54%で当選。2009年には同64%で再選を果たした。世論調査によると、来年行われる予定の次の大統領選でも74%の高い得票率で当選するとみられている。

 2020年に3期目の任期が終わった後は政界を去り、与党・社会主義運動(Movement for SocialismMAS)に所属する仲間2人と「肉のバーベキューを専門とする優秀な料理人」がいるレストランを開きたいという。

「今は仕事のことで眠れない夜もある」と明かしたモラレス氏は、提供する料理の価格は高くせず、その代りにレストランで記念撮影を希望する人から料金を取って収入を確保するつもりだと語った。モラレス氏の熱烈な支持者が大挙してレストランにやって来ると言いたいようだ。

「写真の料金は相当高くなるだろう」と言ったモラレス氏は「私はウエーターとしても働くよ」とさらに冗談を飛ばした。(c)AFP