マキロイがウッズを擁護、全英で優勝できる
このニュースをシェア

【7月10日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は9日、来週開幕する第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)で、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)を優勝候補から除外するのはおかしいと主張した。
全米オープン選手権(US Open Championship)を2度制した米国のカーティス・ストレンジ(Curtis Strange)は、ウッズが全英オープンで優勝できると宣言しているのなら、それは「自分にうそをついていることになる」と発言しており、マキロイはこういったコメントに対抗している。
腰の手術を受けたウッズは先日、復帰初戦としてクイッケン・ローンズ・ナショナル(Quicken Loans National 2014)に出場したが、予選落ちという結果に終わった。
ウッズが、英ホイレイク(Hoylake)のロイヤル・リバプールGC(Royal Liverpool Golf Club)でプレーするのは、2006年に全英で自身3度目のタイトルを獲得して以来で、良き指導者であった父親のアール(Earl)さんが亡くなった悲しみの中で飾った優勝だった。
ウッズは、今季わずか5大会の出場にとどまっているが、マキロイはストレンジの意見には賛同できないという。
「ウッズがこれまで何を成し遂げてきたか、誰もが知っている。故障明けなど、さまざまな状況で勝利してきた」
「(2008年の)第108回全米オープン選手権(2008 US Open Championship)で、彼は文字通り片脚で戦い優勝した」
「彼を(候補から)除外するのはばかばかしいかって?ああ、僕はそう思うね。プレーし戦い続けるのであれば、みんなと同じだけのチャンスがある」
「来週何が起こるかのお楽しみだ」
(c)AFP/Fatiha Betscher