【6月24日 AFP】コートジボワールのアラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)大統領は、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に臨む同国代表の選手に対し、24日に行われるギリシャ戦での勝利ボーナスを倍額にすると伝えた。23日、コートジボワールサッカー連盟(Ivorian Football FederationFIF)が発表した。

 コートジボワール代表は、フォルタレーザ(Fortaleza)で行われるこの一戦で勝利すれば、決勝トーナメント進出が確定する。

 FIFによると、現在コートジボワールの選手には1勝につき1人あたり160万CFAフラン(約34万円)のボーナスが支払われているが、これがギリシャ戦で勝利すれば320万CFAフラン(約68万円)に倍増されるという。

 同国史上初のW杯決勝トーナメント進出を目指す中で、この作戦は代表チームがさらにモチベーションを上げることを狙ったものだとFIFは説明している。

 コートジボワールはW杯初戦で2-1で日本に勝利した後、2戦目のコロンビア戦では1-2と敗れ、勝ち点3でグループCの2位につけている。

 日本がコロンビアとの最終戦で勝利できなければ、コートジボワールは引き分けでも16強入りが可能となるが、敗れれば敗退の可能性もある。(c)AFP