【6月11日 AFP】1986年に開催されたサッカーW杯メキシコ大会の豆知識を紹介する。

――当初の開催国であったコロンビアが経済破綻し、W杯の開催権を返上したため、メキシコが史上初となる2度目の本大会開催地となった。

――レイ・ウィルキンス(Ray Wilkins)は、スコアレスドローに終わったモロッコ戦で審判にボールを投げつけ、W杯で退場を命じられた初めてのイングランド人選手になった。

――ウルグアイのホセ・バチスタ(Jose Batista)は、スコアレスドローに終わったスコットランド戦で、ゴードン・ストラカン(Gordon Strachan)へのタックルにより試合開始わずか55秒で退場処分を言い渡された。

――アルゼンチンのマルセロ・トロッビアーニ(Marcelo Trobbiani)は、決勝の西ドイツ戦の後半43分で投入され、生涯で唯一のW杯出場を果たした。これは、1978年大会でチュニジア代表のヘマイス・ラビディ(Khemais Labidi)が記録した史上最短出場時間に並ぶ。(c)AFP